食品モニターのバイトはおすすめ?口コミ・評判や謝礼、注意点などを解説!

2021年10月15日

健康食品やサプリメントの試験に参加することで、謝礼を貰うことができる「食品モニター」。
気軽に参加できるアルバイトの一つとして人気がある一方で、「どのくらい報酬が貰えるの?」「どうやって参加すればいいの?」「どんなことをするの?」と様々な疑問が生じやすいものでもあります。
本記事では、健康食品や飲料、サプリメントといった食品モニターの仕事内容や参加手順、謝礼やおすすめのモニター募集サイトといった気になる情報を分かりやすく解説していきます。
こちらの記事を、食品モニターの応募の判断材料にしていただけたら幸いです。

食品モニターはどんなことをやるの?

そもそも食品モニターとは何かというと、健康食品や健康飲料、サプリメントなどの効果を確認する臨床試験に参加することを指します。食品メーカーなどが開発中の特定保健用食品や、既に販売されている健康食品などの効果を実際に体験し、効果を科学的に証明するという役割を担っています。

参加者は、数日〜数ヶ月の期間で健康食品やサプリメントを摂取し、医療機関での血液検査やアンケート調査などに協力をします。基本的に健康な方であれば誰でも参加することができ、さらに何らかの健康上の悩みを持った方を対象とした試験も多く募集されています。

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食品モニターと治験の違いとは?

治験と食品モニターの目的の違いは薬を作るためのものか、トクホや機能性表示食品の検証のためのものかということです。
一般的には治験よりも健康食品などのモニター試験の方が時間や負担が軽く、参加のハードルが低いことがポイントで、さらに大手企業の新商品の開発にも参加できるので、自分がモニター試験に協力した商品が実際に発売されることのワクワク感も味わえます。
また、治験は長期の入院や毎日の採血といった通常の生活を送りながらでは難しいものが多いですが、モニター試験は休日の数回の通院・検査がほとんどなので、平日に忙しい社会人や主婦の方でも参加がしやすいです。

▼治験の詳しい解説はこちら

食品モニターではどんな案件があるか

食品モニターの具体的な案件例には、以下のようなものがあります。

  • 肩こりの自覚症状がある方向けの健康食品モニター
  • 試験飲料を過剰摂取した際の安全性を確認する試験
  • 健康な方を対象としたサプリメントモニター試験
  • 穀物摂取後の呼吸代謝に関する試験
  • 整腸作用に関する粉末サプリメントモニター試験
  • 血糖値が高めの方を対象とした乳製品モニター
  • BMIがやや高めの方を対象とした飲料モニター試験
  • 便秘気味の方を対象としたお菓子のモニター試験

臨床試験でテストするものは、健康食品やサプリメント、飲料、乳製品など様々です
対象者も、健康な方向けのものから、便秘や肩こり、肥満などに悩んでいる方向けのものなど幅広いです。
また食品モニターの試験では、食品を摂取して検査をするというシンプルなものに加えて、例えば「サプリメントとカレーライスを一緒に食べた上で検査を受ける」といったものや「サプリメントを摂取した上で、週に2回の運動を自主的に行う」など、何かとセットで行われる試験も多くあります。
ですので、モニター試験の参加条件や内容をよく確認した上で参加を判断しましょう。

食品モニターの謝礼金額はどれくらい?

続いて、気になる食品モニターの謝礼を説明していきます。
食品モニターの謝礼金額は運営会社などによっても違いますが、1度の検査で5,000〜20,000円程度の謝礼が相場となっています。
以下では、健康食品モニターを募集している「エル・スマイル」の報酬金額の事例をいくつか取り上げてみました。

案件内容 期間・検査回数 報酬
炭酸飲料の血糖値試験 3ヶ月・検査2回 40,000円
BMI 23〜30の方を対象としたサプリメント試験 5ヶ月・検査4回 70,000円
便秘気味の方を対象としたヨーグルトの整腸試験 4ヶ月・検査3回 40,000円
脳疲労に関するサプリメント試験 5ヶ月・検査2回 45,000円

引用:https://cocokara-da.jp/

食品モニターの謝礼については、同じ通院回数でも案件の内容によって貰える金額が異なるので、詳しくは案件の申し込み時にしっかりと確認しましょう。

▼治験の報酬・税金について詳しい解説はこちら

食品モニターの参加までの流れは?

続いて、食品モニターに実際に参加するまでの一般的な手順を説明します。
こちらは運営会社によって多少プロセスが異なる場合もあるので、参考程度に捉えてください。
サイトによっては本登録をするための事前説明会に参加する必要がある場合もあります。

1)WEBでボランティア登録

基本的に1分程度に簡単に登録することができます。
食品モニターにおいては年会費・登録費・紹介料はかからないので気軽に登録してみてください!

2)募集中の食品モニターに申し込み

ボランティア登録後、募集案件に申し込みができるようになります。
自分の条件に合った案件を見つけたら申し込んでみましょう。

3)スクリーニング検査に参加(1〜2回)

事前検診を行い健康状態のチェックを行います。
案件によっては複数回実施される場合もあります。

4)治験参加(1〜6ヶ月程度)

スクリーニング検査に合格した場合は治験への参加が決定します。
指定日に試験会場に行き検査を受けます(月1回程度)

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検査を合格するためのポイントは?

食品モニターでは参加の前に事前検査を受ける必要があり、その健康診断は必ずしも合格できるとは限りません。
健康診断の合格率を高めるためには、事前のコンディション調整が非常に重要になります。
事前検診の前日に睡眠を十分にとらなかったり、夜中に食事をしてしまうと血液検査や尿検査の結果が悪くなってしまいます。
加えて、十分な水分の摂取も同じく血液検査や尿検査で良い結果を得るために非常に重要です。
十分な睡眠と水分摂取・前日の食生活、これらに気をつけるだけで事前検診の通過率がグンと変わります。
初めて食品モニターを受ける方やなかなか通過ができない方は、ぜひ心がけて見てください!

以下の記事では、医薬品の治験向けではありますが、事前検診の合格のポイントを詳しく解説しています。
興味がある方はぜひ参考にしてください!

食品モニターのメリット・デメリット

本章では食品モニターのメリット・デメリットをまとめました。
メリットだけでなく、試験に伴うデメリットを把握しておくことも大切かと思うのでぜひチェックしてください。

【食品モニターのメリット】

  • 医薬品の治験よりも副作用による事故への懸念が少ない
  • 通院タイプでかつ土日の検査が多いため、社会人や主婦なども参加のハードルが低い
  • 空き時間を活用してお金を稼ぐことが可能
  • 自分が試験モニターに協力した商品が世に出るワクワク感がある
  • 肥満や便秘など健康上の問題を抱えていても参加できることが多い
  • 自分の身体の悩みを改善できる場合がある

【食品モニターのデメリット】

  • 通常試験は数ヶ月にわたって実施されることから、すぐにお金を稼ぎたい方には向いていない
  • モニター試験の参加期間は体調や食生活などの細かい記録が求められる
  • スクリーニング検査に参加しても必ずしも試験に参加できるとは限らない

食品モニターはどんな人におすすめ?

食品モニターがおすすめの方は、以下のような条件に当てはまる方です。

  • 時間に余裕がある学生やフリーターの方
  • 時間が取りづらい主婦や社会人の方
  • 便秘や高血糖値などに悩んでおり、お金を稼ぎながらそれらを治したい方
  • 健康体で食品モニター参加を通じて、お金を稼ぎながら商品開発に貢献したい方
  • 医薬品の治験に不安を感じており、少しでも健康リスクの低い治験バイトに興味がある方
食品モニターは、まとまった時間を確保しづらい主婦や社会人の方にもおすすめです。
参加条件に関しては健康な方向けはもちろん、体脂肪や便秘など健康上の悩みを抱えている方向けの案件も多くあります。「食品モニターに参加し終えた頃には体脂肪が少し落ちた!」など、自分の身体にもプラスの影響をもたらす場合があります。
さらには、医薬品の治験に対して副作用への心配を抱く方も多いですが、そのような方にとっても食品モニターは敷居が低く、気軽に参加ができるのがおすすめです。
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食品モニターの口コミ・体験談

本章では、実際に食品モニターに参加された方の口コミ・体験談をご紹介します。
参加者のリアルな声を見ることで、食品モニターのイメージをより鮮明にしていただければと思います。

40代男性の体験談:几帳面な性格な人には向いている仕事

飲料の試験に参加しました。
2ケ月弱の間、試験サンプルの摂取(休み挟む)を行い、毎日の飲食物と定められた検査項目に関する記録を行うという内容でした。
健康食品というと効果有りきで開発されているものと想像していましたが、二重盲検法に則って客観性が担保された試験が行われていることが判り、感心しました。
ボランティアには正確で細かい記録が求められるので、生活習慣が規則正しく、几帳面な性格の人が向いていると思います。

50代男性の体験談:毎朝サプリメントを飲むだけなので苦にならない

膝サプリメントモニター試験に参加させていただきました。
10年ほど前から膝の曲げ伸ばしの時に痛むようになり、なんとかしたいと思っていたところ、膝サプリメントモニターの募集を知り応募しました。自分の膝の痛みが、募集の条件に合っているのか分からず不安でしたが、来院時の検査で合致していて安心しました。サプリメントモニターということもあるのか、条件は毎朝サプリメントを3ヶ月間飲むだけなので全く苦になることなく終了出来ました。
その間自分の膝の状態も気に掛けることが出来、また、社会にも役に立っているんだと思うととても有意義な時間だったと思います。
また、自分が貢献できる治験があれば是非参加したいと思います。

▼治験の口コミ・体験談がもっと見たい方はこちら

食品モニターに参加する際の注意点

本章では、食品モニターに参加する際に注意すべきことを解説します。

・試験が実施される地域を確認し、アクセスしやすい会場を選択する
・長期間の試験は特に、自身のスケジュールをよく確認してから申し込む
・通院外の時間にも、食事や体調に関する日誌などをつける場合があることを把握しておく

食品モニターが開催される地域は様々ですが、案件の開催はどうしても首都圏内が多くなります。
都市部以外の地域だと、遠方の医療機関まで足を運ばなくてはならない可能性があります。
ですので自分が宿泊・通院することを考えて、なるべくアクセスしやすい試験会場を選択しましょう。
また食品モニターは長期間にわたって開催されるものもあります。
中には半年近く医療機関に足を運ぶ必要がある案件もあるので、自身のスケジュールをよく確認して申し込みをしましょう。
そして、食品モニターに参加した際には「体調にどのような変化があったか」「その日はどのような食事をとったか」などの記録を求められる場合も多いです。
一般的なアルバイトと比較するとそれほど大したことではないですが、そのような作業が求められることを念頭においておきましょう。

食品モニターの登録は「チヨダモニター倶楽部」がおすすめ

いかがでしたでしょうか。
本記事が食品モニターの詳細を知る上でお役に立てていたら幸いです。

ここまで読んで食品モニターに興味を持った方には、「チヨダモニター倶楽部」への登録をおすすめします。
チヨダモニター倶楽部はCPCC株式会社によって運営されている健康食品・化粧品・サプリメントのモニター募集サイトで、幅広い種類の食品モニター試験が募集されています。
20歳以上の方であれば誰でも申し込みが可能ですので、以下のリンクから登録をしてみてください。

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